台本一部

おにいちゃん、起きてる?
あの、私だけど入っていい?
うん、ありがと。お兄ちゃん。
おじゃましま～す。
もう寝るところだったよね、お部屋暗いし……ごめんなさい。
お部屋に入ってもいいかな?
でも、お兄ちゃんのそういう優しいとこ好き。
ベッドに座ってもいい?
うん、ありがと。
なんだかね、部屋でお布団に横になってたら急に寂しくなっちゃって……。
お兄ちゃんもたまにない?　一人で部屋にいるのがつらくなって誰かに一緒に居てほしいよ～って思うときとか……。
そっかぁ、お兄ちゃんもあるんだ。よかった。
でね、私……寂しくなっちゃってお兄ちゃんのお部屋に来ちゃったんだ。
お兄ちゃんも寂しかったら私のお部屋来てもいいんだよ?
お兄ちゃんのこと、大好きだし……こうやって私が寂しい時にそばに居てくれるんだもん。
お兄ちゃんが寂しい時は私もそばに居たいから。
んっ……ふふっ、お兄ちゃん。私ね、お兄ちゃんに頭撫でてもらうの大好き。
流石にこの年になると人前で撫でてもらうのは恥ずかしいけどね。お家でたまに撫でてもらえたりするとその日は一日幸せな気分で過ごせちゃうんだ。
お兄ちゃんのなでなでも大好き。
だから、あの……、ね。さっきも言ったけどお兄ちゃんが寂しくなっちゃったらいつでも私のお部屋に来てね。
私にできることならなんでもしてあげるよ。頭なでなでだってするし、一緒にいるよ。こうしてお兄ちゃんが私にしてくれてるみたいに、一緒に居るからね。
寂しくなくても来ていいから、いつだってお兄ちゃんなら大歓迎だよ。
んにゃっ、どうしたのぉ、お兄ちゃん。急に抱きついてきて。
ん～、私はいい子じゃないよぉ～。寂しがりやだし……。
いつもお兄ちゃんに甘えてばかりだし……。
う～、だから全然いい子じゃないもん。
えっ?　う、うん……おにいちゃんのこと大好きだよ。だっていつもいつも私に優しくしてくれるし、あったかいし、かっこいいもん。
ううん、お兄ちゃんかっこいいよ～。お兄ちゃんが思っている以上にお兄ちゃんはかっこいいよ。私が言うんだから間違いない!
お兄ちゃんはもっと自身を持つといいよ。
え?　ブラコン?　うん、そうだよ～。いいもんブラコンで、お兄ちゃん大好きだもん～。
でも、普通のブラコンとはちょっぴり違うかもしれないな……。
だって兄妹じゃなかったらお兄ちゃんみたいな恋人さんほしいくらいだもん。

この後もひたすら甘々いちゃいちゃな展開が!

おまけは添い寝音声。リピート再生をして一緒に寝るのがお勧めです!


クレジット

企画　朝倉屋　(http://takumaron.x.fc2.com/ )

テキスト　朝倉拓実　(http://takumaron.x.fc2.com/ )

お声　霜月優様(http://shimotsukiyuu.blog44.fc2.com/ )

イラスト　猫宮さえか様(http://www.pixiv.net/member.php?id=4510621 )