──ここはもう「個室」じゃない。お前は見世物だ。
第四章では、罵倒の舞台が公開の場へと広がる。自堕落で最低の男は、女王様に連れ出され、徹底的に笑いものにされる。前半から容赦なく言葉の刃を浴びせられ、後半では羞恥と欲望を利用され、自分で自分をさらけ出すよう命じられる。隠そうとしても無駄、女王様の声がすべてを暴き立てる。観客の視線を意識しながら、必死に従い、嘲笑を浴びながら快楽に落ちていく。人間としての尊厳を完全に剥がされ、「笑いもの」として悦びを得る──これが第四章。

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