【あらすじ】
夕暮れ時、人通りのまばらな路地を、一人の少女が歩いていた。
彼女の名はジュリ。まだあどけなさの残る、小柄な女子学生だ。
黒髪のボブカットがよく似合い、その小さな顔は愛らしく、見る者を惹きつける。
そんなジュリに、ある日、一人の中年男性が声をかけた。
小太りで、少し猫背なその男は、どこにでもいそうな、冴えないサラリーマンだった。
「ねえ、君いつもこの時間にここを通ってるよね。
僕はね、仕事帰りに毎日ここを通るんだ。君を見かけると、なんだか嬉しくてね」
男はにこにこと笑顔を浮かべ、ジュリに話しかける。
その姿は、一見すると親切な近所のオジサンといった風情だ。
「え、はい…。私、この近くの学校に通っていて…」
ジュリは少し警戒しながらも、礼儀正しく答える。
彼女の無垢な表情と、はにかんだ笑顔は、男をますます虜にした。
「そうかそうか、あそこの学生さんなんだね。君はなんていう名前なんだい?」
「ジュリです。えっと、おじさんは?」
「僕? 僕はね、ジュリちゃんみたいな可愛い子に声をかけても、捕まらないんだよ。
ハハハ。名前はね、言えないな。秘密だよ。
でも、ジュリちゃんっていうんだね。可愛い名前だ」
男はジュリの名を口にしながら、その小さな体を眺め、心の中で欲望を燃やしていた。

【音声収録時間】
20分36秒

【ファイル形式】
WAV

※この作品の紹介画像はAIで生成、加筆して制作しております。